〔特集〕物価下落の家計への影響は緩やか　問題はデフレより雇用〜
エコノミスト　第８８巻　第７号　通巻４０８４号　2010.2.2

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８８巻　第７号　通巻４０８４号（2010.2.2）
ページ数	2ページ　（全2685字）
形式	PDFファイル形式　（352kb）
雑誌掲載位置	３９〜４０頁目

特集　デフレの経済学昭和恐慌から学ぶ物価下落の家計への影響は緩やか問題はデフレより雇用不安激しい物価下落を伴った昭和恐慌だが、実質所得は下がらなかった。現代日本の不安要因はデフレではなく、雇用である。たけだ　はるひと武田　晴人（東京大学教授）　デフレが毎日の生活に不安を掻き立てる。しかも、さまざまな報道の回路を通じてデフレが日本経済の破滅的な未来を示すと解説され、インフレへの期待が表明されたりする…