〔特集〕域内依存と東方拡大が招いた景気後退の「ドミノ倒し」
エコノミスト　第８７巻　第１９号　通巻４０２６号　2009.4.7

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８７巻　第１９号　通巻４０２６号（2009.4.7）
ページ数	2ページ　（全2886字）
形式	PDFファイル形式　（361kb）
雑誌掲載位置	３２〜３３頁目

特集　解明　絶望経済欧州危機域内依存と東方拡大が招いた景気後退の「ドミノ倒し」欧州の成長方程式が逆回転している。その深刻さは米国を上回る。よしだ　けんいちろう吉田　健一郎（みずほ総合研究所ロンドン事務所長）　欧州経済は深刻な景気後退のさなかにある。国際通貨基金（ＩＭＦ）が３月に発表した世界経済見通しによれば、ユーロ圏の２００９年の実質ＧＤＰ成長率はマイナス３・２％となり米国（マイナス２・６％）を下…