〔特集〕「ワーキング・プア」社会の到来　過労をまぬがれても待〜
エコノミスト　第８４巻　第３８号　通巻３８３８号　2006.7.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第３８号　通巻３８３８号（2006.7.25）
ページ数	3ページ　（全3925字）
形式	PDFファイル形式　（61kb）
雑誌掲載位置	３４〜３６頁目

過労死大国「ワーキング・プア」社会の到来過労をまぬがれても待っている「貧困」　収入が貧困基準を割り込む現役勤労者世帯が大量に生まれているが、社会保障制度はこうした「ワーキング・プア」を想定した設計になっていない。ごとう　みちお後藤　道夫（都留文科大学文学部教授）　日本で貧困世帯の数が増加している。しかも、これまでの常識と違い、その中心は現役勤労者世帯である。彼らは、現役勤労者でありながら収入が貧困…