〔特集〕グローバル化経済の圧力規制緩和という強まる〓使い捨て〜
エコノミスト　第８４巻　第３８号　通巻３８３８号　2006.7.25

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８４巻　第３８号　通巻３８３８号（2006.7.25）
ページ数	2ページ　（全2816字）
形式	PDFファイル形式　（41kb）
雑誌掲載位置	３０〜３１頁目

過労死大国グローバル化経済の圧力規制緩和という強まる〓使い捨て〓労働の流れ　長時間労働が広がっている背景に経済のグローバル化があるなら、国際的視点で労働基準の確立を図ることが不可欠だ。ごか　かずみち伍賀　一道（金沢大学経済学部教授）　過労死や過労自殺の増加に象徴される日本の長時間・過密労働は、「持続可能な働き方・働かせ方」の対極にある。長時間労働は特に男性正社員において顕著である。雇用形態別に労働…