〔特集〕美術品　バブル期以来の活況見せる　１億円を超える落札〜
エコノミスト　第８４巻　第２１号　通巻３８２１号　2006.4.18

インフレとバブルＰａｒｔ　２　日本経済「バブル点描」美術品バブル期以来の活況見せる１億円を超える落札も　美術品相場は株価よりも強い回復を見せている。美術品担保ローンも登場している。ながはま　としひろ永濱　利廣（第一生命経済研究所主任エコノミスト）２００４年５月に、ニューヨークでピカソの「パイプを持つ少年」が、絵画史上最高の１億４１６万ドル（当時の為替レートで約１１３億円）で落札された。その後、美術…