〔特集〕市場に「過剰流動性」は発生しているか
エコノミスト　第８２巻　第４号　通巻３６６３号　2004.1.20

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８２巻　第４号　通巻３６６３号（2004.1.20）
ページ数	2ページ　（全2916字）
形式	PDFファイル形式　（42kb）
雑誌掲載位置	８５〜８６頁目

歴史にみる株価の位置市場に「過剰流動性」は発生しているかささき　ひでのぶ佐々木　英信（日興シティグループ証券株式調査部）　カネ余りによって株価が急騰する「過剰流動性相場」は、６０年代以降２回訪れている。世界的な低金利政策によって、現在の市場にもその兆しはあるが、景況感に違いあり。　過剰流動性の「流動性」とは、いつでも換金が可能な資産のことである。いつでも換金が可能な資産とは、現金や預金、ＣＤ（譲渡…