〔特集〕銀行を守るための破綻前予定利率引き下げ
エコノミスト　第８１巻　第６０号　通巻３６５５号　2003.12.2

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８１巻　第６０号　通巻３６５５号（2003.12.2）
ページ数	3ページ　（全5894字）
形式	PDFファイル形式　（44kb）
雑誌掲載位置	３２〜３４頁目

生保銀行を守るための破綻前予定利率引き下げ　裁判所の監理下で行う更生特例法を適用した破綻処理が公正であり、契約者にも有利だ。基金を「見せ金」と政府が公言するような破綻前予定利率引き下げによる処理では、市場の信任を大きく損なう危険性がある。ふかお　みつひろ深尾　光洋（慶応義塾大学商学部教授）　２００３年３月期決算でも明らかなように、大半の大手生命保険会社は広義の自己資本にあたる実質純資産（「時価ベー…