〔先端技術がわかるテクナビ〕人工皮膚
エコノミスト　第８１巻　第５９号　通巻３６５４号　2003.11.25

先端技術がわかるテクナビ人工皮膚　やけどや外傷で失われた皮膚の代わりとなる人工皮膚。再生医療の先駆けとして実用化が進められている。うちの　たかし内野　尚（三菱総合研究所地球環境研究本部）　皮膚は、切り傷ややけどなどでしばしば傷つくが、小さな傷ならば自然に治る。また、傷つかなくてもアカやフケとして剥離し、常に更新されている。しかし、重度のやけどなど欠損部が大きい場合は、外部から皮膚片を補充（皮膚移植…