〔グローバルマネー〕
エコノミスト　第８１巻　第５２号　通巻３６４７号　2003.10.21

グローバルマネー欧米年金が日本株買いを再開した理由　先の先進７カ国財務相・中央銀行総裁会議（Ｇ７）を挟んで起きた急激な円高進行を目の当たりにして、いったんは日本株の買い増しを躊躇した米、英の年金（および運用会社）が、その後の為替動向（１ドル＝１１０円割れを前に投機家がドル買いに反転した）、日米当局の円売り・ドル買い協調介入の復活などから、当面は１ドル＝１１０〜１１５円レンジが保たれると判断。１０月…