〔政流観測〕
エコノミスト　第８１巻　第３１号　通巻３６２６号　2003.6.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８１巻　第３１号　通巻３６２６号（2003.6.24）
ページ数	2ページ　（全2677字）
形式	PDFファイル形式　（52kb）
雑誌掲載位置	８８〜８９頁目

中村啓三の政流観測日米安保の「第３次改定」イラク新法の持つ意味こそ議論を　８年前、ドイツ政府から２週間余りの取材旅行の招待を受けたとき、メーンテーマとして選んだのは、「ドイツ人にとってヨーロッパはどこまでか」というものだった。　当時のドイツは自信に溢れていた。武力によらず東ドイツを併合し、人口、経済力の両面でヨーロッパ最大の国としての地位を確立しようとしていたからだ。東西統合に伴うコストも話題にな…