〔敢闘言〕
エコノミスト 第81巻 第16号 通巻3611号 2003.4.1
掲載誌 | エコノミスト 第81巻 第16号 通巻3611号(2003.4.1) |
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ページ数 | 1ページ (全587字) |
形式 | PDFファイル形式 (40kb) |
雑誌掲載位置 | 3頁目 |
敢闘言日垣 隆 印税を初めて貰ったのは夏目漱石である、とする説は根強い。私が調べた限り、そうではない。しかし、講演料を文士として貰ったのは、どうやら漱石が最初である。 『日本文壇史』全巻を通読すると、講演に対価が支払われたとの記録は第19巻が嚆矢であり、その受け取り手は漱石だ。昭和4年に出た『漱石全集 第十七巻 日記及断片下巻』を紐解いてみる。明治44年6月18日の日記には、こうある。《十時半頃か…
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