〔特集〕世界中の資金需要が減り　余ったカネは国債に〜
エコノミスト　第８０巻　第４２号　通巻３５８２号　2002.10.8

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８０巻　第４２号　通巻３５８２号（2002.10.8）
ページ数	2ページ　（全2746字）
形式	PDFファイル形式　（290kb）
雑誌掲載位置	８６〜８７頁目

世界中の資金需要が減り余ったカネは国債に向かっている日本に限ったことではない。世界的に国債に資金が向かい、長期金利が低下している。そのメカニズムを解説する。たかだ　はじめ高田　創（みずほ証券チーフストラテジスト）　世界的な金利低下が生じている。こうした状況の背景をどう考えたらいいだろうか。　結論的に議論すれば、世界的、なかでも米国を中心に企業セクターの資金需要が低下し資金に対する需要供給関係から金…