〔特集〕綱渡り銀行「国家管理」の現実味
エコノミスト　第８０巻　第３７号　通巻３５７７号　2002.9.3

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８０巻　第３７号　通巻３５７７号（2002.9.3）
ページ数	2ページ　（全2902字）
形式	PDFファイル形式　（261kb）
雑誌掲載位置	２４〜２５頁目

株式含み損、要求払い預金急増綱渡り銀行「国家管理」の現実味銀行危機の引き金になりそうなのが、株価急落と、いつ引き出されるかもしれない要求払い預金の急増である。そのマグマは強い。おはら　ゆきこ小原　由紀子（クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券アナリスト）　日本の金融システムは、依然として深刻な状況にある。　２００２年３月期決算で大手銀行（１３行）は７兆７２３０億円の不良債権を処理し、不良債権問…