〔特集〕「株価至上主義」経営の中、重大情報は主犯〜
エコノミスト　第８０巻　第３１号　通巻３５７１号　2002.7.23

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８０巻　第３１号　通巻３５７１号（2002.7.23）
ページ数	2ページ　（全2951字）
形式	PDFファイル形式　（35kb）
雑誌掲載位置	１００〜１０１頁目

ワールドコムの闇「株価至上主義」経営の中、重大情報は主犯２人が握っていた買収に次ぐ買収の経営手法は、見せかけの決算をつくることで維持されていた。虚勢を張ったツケはあまりに大きかった。かわい　たけお川井　健男（ニューヨークＴＫＲ代表）　全米第２位の長距離電話会社であるワールドコムが、１年３カ月にわたる３８億ドル（約４６００億円）の不正経理をみずから公表したニュースは、全世界に衝撃を与えた。　不正経理…