孤高を保ち続けたゆえのジレンマ
エコノミスト　第８０巻　第１１号　通巻３５５１号　2002.3.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８０巻　第１１号　通巻３５５１号（2002.3.12）
ページ数	2ページ　（全3309字）
形式	PDFファイル形式　（56kb）
雑誌掲載位置	８４〜８５頁目

日本生命孤高を保ち続けたゆえのジレンマ他の金融機関がリスクに目をつぶり、自ら罠にはまっていた時期、日本生命は孤高を保ちながらリスクを遠ざけてきた。しかし今、それがジレンマとなって日生に降りかかっている。かわの　ひでひこ川野　英彦（「ニホンの銀行ホケン情報」発行人）厳しい姿勢で市場見極めた日生　１９８０年代後半から９０年代前半、日本の資本市場関係者の一部の間で「ＴとＬの戦い」と呼べる主導権争いがあっ…