〔銀行危機の再来〕
エコノミスト　第７９巻　第３４号　通巻３５１９号　2001.8.7

■特集銀行危機の再来　不良債権処理は、今や日本の「国際公約」だ。しかし、実際に不良債権を処理するのは、政府ではなくて銀行だ。しからば銀行に、それだけの〓体力〓は残っているのか。かねて問題視される低い収益力で、景気悪化とともに続々と発生する新規の不良債権を処理できるのか。３度目の公的資金の導入を決断すべきか、それで事態は好転するのか。それとも邦銀は、このまま外資の〓草刈り場〓と化すのだろうか。　株価…