〔特集〕第２部　三事業の「四面楚歌」　郵便貯金
エコノミスト　第７９巻　第１８号　通巻３５０３号　2001.4.24

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第１８号　通巻３５０３号（2001.4.24）
ページ数	2ページ　（全2767字）
形式	PDFファイル形式　（36kb）
雑誌掲載位置	３６〜３７頁目

第２部三事業の「四面楚歌」郵政三事業が国営で行われてきたのには、時代の要請などの理由があった。日本中、津々浦々、山の中まで郵便局を設置するのは、たしかに民間企業では難しかった。しかし今、国営である必然性はあるのだろうか。二年後、公社化へと形を変えたとしても、中身は変わるのだろうか。その素朴な疑問に今一度立ち返り、郵政三事業を再考した。郵便貯金民間を脅かし続ける肥大化した「国営銀行」和田　耕志（全国…