〔文学・思想書を読む〕重たい文学の心強さと軽い哲学−−他
エコノミスト 第79巻 第9号 通巻3494号 2001.2.27
掲載誌 | エコノミスト 第79巻 第9号 通巻3494号(2001.2.27) |
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ページ数 | 1ページ (全1637字) |
形式 | PDFファイル形式 (55kb) |
雑誌掲載位置 | 104頁目 |
文学・思想書を読む重たい文学の心強さと軽い哲学書の楽しみ長谷川 宏(哲学者) 古井由吉の連作小説『聖耳』(講談社)を読んだ。 作者とおぼしき老主人公が眼病を患って入退院をくりかえす。その過程で目にし耳にする日常の生活情景と季節の移ろいを記しつつ、そこに、あっち飛びこっち飛びする過去の回想が大きく割りこんでくる、というのが小説の作りだ。語り手が現実と非現実とのあわいに身を置いているかのように、時間が…
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