徹底研究　国債暴落−−金利上昇が日本経済の未来を打ち砕く
エコノミスト　第７９巻　第３号　通巻３４８８号　2001.1.23

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７９巻　第３号　通巻３４８８号（2001.1.23）
ページ数	3ページ　（全4114字）
形式	PDFファイル形式　（36kb）
雑誌掲載位置	９７〜９９頁目

徹底研究国債暴落−−金利上昇が日本経済の未来を打ち砕く「乱発」と呼ぶにふさわしい日本の国債。金余りが価格下落（長期金利上昇）を食い止めているが、投資家の脳裏からは「暴落」の二文字が消え去ったわけではない。暴落の影響を検証してみた。企業倒産一％の金利上昇で五・五兆円の利益が吹っ飛ぶ霧島　和孝（住友生命総合研究所調査部主任研究員）　今、世界経済には二つの重大な警告が発せられている。一つはＧＤＰ比で四％…