〔特集〕試算で明らか　健全性の尺度になっていない現行〜
エコノミスト　第７８巻　第５２号　通巻３４８２号　2000.12.12

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第７８巻　第５２号　通巻３４８２号（2000.12.12）
ページ数	1ページ　（全1325字）
形式	PDFファイル形式　（25kb）
雑誌掲載位置	５０〜５０頁目

試算で明らか健全性の尺度になっていない現行ソルベンシーマージン比率深尾　光洋（慶応義塾大学教授）　慶応義塾大学の深尾光洋教授が一〇月一三日付『日本経済新聞』紙上で発表した修正ソルベンシーマージン比率の試算結果が生保業界内外で話題を呼んでいる。千代田生命や協栄生命が、現行ソルベンシーマージン比率で安全性の目安とされる二〇〇％を上回っていたにもかかわらず破綻したことで、同比率の算定法について問題視する…