経済・メディア・情報を捌く　「超」整理日記　（２８９）　経済団体や財界が「死語」になる日
週刊ダイヤモンド　2005.11.5号　2005.11.5

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2005.11.5号（2005.11.5）
ページ数	2ページ　（全3103字）
形式	PDFファイル形式　（223kb）
雑誌掲載位置	142〜143頁目

経済・メディア・情報を捌く　「超」整理日記　（２８９）　経済団体や財界が「死語」になる日早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授●野口悠紀雄　キヤノンは、トヨタ自動車と並んで日本を代表する企業である。その資本収益率は一〇・三％で、日本の製造業の平均値に比べると格段に高い。従業員一人当たりの時価総額を計算してみると、トヨタ五四万ドル、キヤノン四五万ドルとなる。アメリカの企業では、ＩＢＭ（四八万ドル）が…