企業レポート　武田薬品工業　新薬候補の“買収”に駆り立てる「二〇〇九年問題」の衝撃
週刊ダイヤモンド　2005.7.9号　2005.7.9

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2005.7.9号（2005.7.9）
ページ数	4ページ　（全4280字）
形式	PDFファイル形式　（569kb）
雑誌掲載位置	50〜53頁目

企業レポート　武田薬品工業　新薬候補の“買収”に駆り立てる「二〇〇九年問題」の衝撃国内最大手の製薬会社で、国内製造業のなかでも屈指の高収益企業として知られる武田薬品工業が未曾有の“危機”を迎えている。二〇〇九年以降に、収益の源泉である主力四製品が世界最大の市場、米国で相次いで特許切れとなるのだ。特許切れをカバーする戦略がなければ、業績悪化は必至。武田に忍び寄る「二〇〇九年問題」の深刻度と持続的成長…