企業レポート　旭化成　業績回復で多角化に再度挑む持ち株経営の成算とジレンマ
週刊ダイヤモンド　2004.11.27号　2004.11.27

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2004.11.27号（2004.11.27）
ページ数	4ページ　（全3537字）
形式	PDFファイル形式　（546kb）
雑誌掲載位置	48〜51頁目

企業レポート　旭化成　業績回復で多角化に再度挑む持ち株経営の成算とジレンマこの一〇年間、多角化の失敗からひたすら「選択と集中」を進めてきた旭化成が、昨年の分社・持ち株会社制導入を機に、再び新規事業に力を入れ始めた。石化製品の市況回復で過去最高益が確実となり、先行きに自信を深めたためだ。だが、多角化には、経営資源の再配分が必要であり、事業会社の犠牲も避けられない。求心力と遠心力のバランスこそが新多角…