産業レポート　大手不動産会社をも襲う“二〇〇三年問題”の深層
週刊ダイヤモンド　2003.3.8号　2003.3.8

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　2003.3.8号（2003.3.8）
ページ数	2ページ　（全2722字）
形式	PDFファイル形式　（57kb）
雑誌掲載位置	52〜53頁目

産業レポート　大手不動産会社をも襲う“二〇〇三年問題”の深層賃料値引き、移転コスト負担の出血サービス新規オフィスビルの大量供給で、需給バランスが崩れ、空室率が上昇し賃料が下落する、いわゆる“二〇〇三年問題”が顕在化してきた。大手不動産は単なる値引きだけでなく、賃料を一定期間タダにしたりとテナント獲得競争に躍起だが、収益悪化は避けられそうにない。　東京は港区・六本木にそびえる地上四五階建てのビル「泉…