国際金融サスペンス　第３２回　砂城　水木　楊
週刊ダイヤモンド　1999.8.7号　1999.8.7

この記事の情報
掲載誌	週刊ダイヤモンド　1999.8.7号（1999.8.7）
ページ数	4ページ　（全5187字）
形式	PDFファイル形式　（160kb）
雑誌掲載位置	62〜65頁目

国際金融サスペンス　第３２回　砂城　水木　楊画・藤原孝史第二章　闇の響き４３　張は鎌をしまいながら、つぶやいた。「むごい死に方です。可哀相だと思われませんか」「思いますが」「誰が殺したのでしょう。劉に不正をさせていたグループの仕業ではないでしょうか。つまり、劉はほんの手先に過ぎなかった。あなたたちは、そのグループの正体を知りたくて、劉に手がかりになることを話させ、その見返りに彼を日本に逃がそうとし…