経済を見る眼−−後手に回ったFRB、軟着陸は至難の業
週刊東洋経済 第7058号 2022.6.18
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第7058号(2022.6.18) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1433字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (228kb) |
| 雑誌掲載位置 | 9頁目 |
経済を見る眼後手に回ったFRB、軟着陸は至難の業 今年3月にゼロ金利を解除した後も、FRB(米連邦準備制度理事会)は利上げを急いでいる。22年ぶりとなる0.5%幅の利上げを5月に実施したばかりだが、この6月にも0.5%の利上げを行うとみられている。 FRBが利上げを急ぐのは、金融引き締めが後手に回り(ビハインド・ザ・カーブ)、インフレの高進を許してしまったとの反省があるためだろう。いったん金融引き…
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