フォーカス政治−−英国のＥＵ離脱が暗示する 「国家の復権」の危うさ
週刊東洋経済 第6906号 2020.2.15
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6906号（2020.2.15） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全2495字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （361kb） |
| 雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
フォーカス政治英国のＥＵ離脱が暗示する 「国家の復権」の危うさグローバル化が生んだ格差社会とポピュリズム。国家の持続可能性が問われる。 １月３１日に英国はＥＵ（欧州連合）を離脱した。冷戦終結後、国境の壁を越えて人と物が動き、国家もより高次の国際共同体の下へ置かれるかと思われた趨勢が、ここに来て逆行し始めたかのようである。かつては、グローバル化は国家の衰退をもたらすといわれたが、今や国家が復権し始め…
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