経済を見る眼−−「労働動員型」成長の限界
週刊東洋経済 第6812号 2018.9.15
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6812号(2018.9.15) |
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ページ数 | 1ページ (全1395字) |
形式 | PDFファイル形式 (192kb) |
雑誌掲載位置 | 9頁目 |
経済を見る眼「労働動員型」成長の限界 現在の景気に関する最大のパズル(難問)が「人手不足なのに賃金が上がらない」点にあるのは衆目の一致するところだろう。この点、従来筆者は長期雇用の正社員に注目し、足元の収益は好調でも、将来展望に自信のない企業(日本企業の大部分)は簡単に賃金を上げられないことを強調してきた。 だが本欄では、もう一つ別の観点からこの問題を考えてみたい。それは、現在の日本経済が労働力を…
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