【第１特集　日本史再入門】−−第弐章　日本史の「深層」を探る−−７　敗戦直後の「戦争調査会」　昭和の戦争を帝国エリートはどう総括したのか
週刊東洋経済　第6789号　2018.4.28

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6789号（2018.4.28）
ページ数	2ページ　（全2813字）
形式	PDFファイル形式　（828kb）
雑誌掲載位置	52〜53頁目

【第１特集　日本史再入門】第弐章　日本史の「深層」を探る７　敗戦直後の「戦争調査会」　昭和の戦争を帝国エリートはどう総括したのか　帝国エリートは昭和の戦争をどう総括したか。この問題を解く重要な手掛かりとなるのが戦争調査会の議論である。１９４５年１１月、幣原喜重郎（しではらきじゅうろう）内閣は、戦争の過誤を繰り返さないように、日本人が自らの手で敗戦の原因と実相を追究する国家プロジェクトとして、戦争調…