経済を見る眼−−アラフォークライシスの教訓
週刊東洋経済　第6772号　2018.2.3

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6772号（2018.2.3）
ページ数	1ページ　（全1400字）
形式	PDFファイル形式　（216kb）
雑誌掲載位置	9頁目

経済を見る眼アラフォークライシスの教訓　日本経団連は２０１８年春闘で月例賃金の３％引き上げという数値目標を示した。好調な企業業績を背景に経営側が積極的なスタンスを見せたことで、賃上げへの期待感が高まっている。　もっとも、それがどこまで日本の平均賃金を押し上げるかについては慎重な見方も少なくない。実際これまでも、人手不足下であるにもかかわらず、賃金上昇のスピードは緩慢だった。低い物価上昇率、高齢者や…