ミスターＷＨＯの少数異見−−米国のパリ協定離脱　もう１つの側面
週刊東洋経済　第6732号　2017.6.24

ミスターＷＨＯの少数異見米国のパリ協定離脱　もう１つの側面　少し前に本欄のケースケ氏が太陽の黒点活動に着目し、地球は温暖化どころかミニ氷河期に向かっていると指摘していた。実は筆者も昨今の温暖化ガスをめぐる議論には懐疑的である。そこで今回は違う角度から、米国のパリ協定離脱を擁護してみたい。昨今、トランプ批判は珍しくもないが、当欄は「少数異見」が売りなので。　この問題の発端はオバマ前大統領にある。２０…