【ひと烈風録】　−−医療暗黒大国に風穴　レセプト開示の立役者　高校教員−−勝村久司（かつむら・ひさし）
週刊東洋経済　第6711号　2017.2.25

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6711号（2017.2.25）
ページ数	6ページ　（全6715字）
形式	PDFファイル形式　（1828kb）
雑誌掲載位置	86〜91頁目

【ひと烈風録】医療暗黒大国に風穴　レセプト開示の立役者　高校教員勝村久司（かつむら・ひさし）医療被害者の立場からレセプト（診療明細書）の開示を求めてきた。その闘いは挫折続きだ。だが粘り強い主張が日本の医療を変えてきた。　１９９０年に医療事故で長女を亡くして以来、その死を無駄にしないために闘ってきた。医療の世界は想像以上に固く閉ざされていた。風穴を開けようとしてははね返され、また挑むの繰り返しだった…