【第１特集　ビジネスマンのための世界史】−−Ｐａｒｔ２　世界史と現代を結ぶ視点−−トルコ　「イスラーム」か「世俗化」か　曲がり角に立つ政教分離と近代化路線
週刊東洋経済　第6677号　2016.8.13

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6677号（2016.8.13）
ページ数	2ページ　（全2925字）
形式	PDFファイル形式　（2946kb）
雑誌掲載位置	60〜61頁目

【第１特集　ビジネスマンのための世界史】Ｐａｒｔ２　世界史と現代を結ぶ視点トルコ　「イスラーム」か「世俗化」か　曲がり角に立つ政教分離と近代化路線　トルコは、中東では経済や社会の「近代化」にいち早く成功した国家である。その中で目を引くのが、建国に際して取り入れられた政教分離である。とはいえトルコはムスリム（イスラーム教徒）が圧倒的多数を占める社会である。そのため政教分離の導入は、国内にある種の矛盾…