経済を見る眼−−日本の中期的課題とは何か
週刊東洋経済　第6513号　2014.2.22

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6513号（2014.2.22）
ページ数	1ページ　（全1473字）
形式	PDFファイル形式　（181kb）
雑誌掲載位置	9頁目

経済を見る眼日本の中期的課題とは何か　東京大学大学院教授　伊藤隆敏　今回で、私の「経済を見る眼」の輪番担当が終了する。最終回は、日本の中期的課題と課題克服への私なりの答えである。　中期的な課題の第一は、少子高齢化による人口減少だ。現在、日本の人口は約１億２７００万人。国立社会保障・人口問題研究所の中位出生・中位死亡推計値では、この人口が２０５０年には３０００万人減の９７００万人になると予想されてい…