経済を見る眼−−TPPは構造改革の関ヶ原
週刊東洋経済 第6360号 2011.11.19
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6360号(2011.11.19) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1463字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (199kb) |
| 雑誌掲載位置 | 9頁目 |
経済を見る眼TPPは構造改革の関ヶ原 国際基督教大学客員教授 八代尚宏 TPP(環太平洋経済連携協定)への参加をめぐり、民主党が割れている。ここで確固とした立場を取る反対派に比べて、賛成派の論拠には危うい面が少なくない。 まず、対米協調のために参加という論理は、最も有害である。米国にもメリットはあるだろうが、それ以上に日本自身にとっての利益が大きいと言うべきである。途中で形勢が不利になれば離脱する…
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