経済を見る眼−−政争の具にされてきた年金の現状
週刊東洋経済 第6356号 2011.10.22
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6356号(2011.10.22) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1496字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (188kb) |
| 雑誌掲載位置 | 19頁目 |
経済を見る眼政争の具にされてきた年金の現状 慶応義塾大学商学部教授 権丈善一 原発被災地で、東京電力からの補償金が「収入」とみなされ、生活保護が打ち切られたという話が6月にあった。生活保護は、本人の資産、能力、その他あらゆるものを活用したうえで、なお最低限度の生活が維持できない場合に給付される。この「捕捉性の原則」ゆえに、補償金は収入に入れられて、残念ながら給付が打ち切られることになる。 生活保護…
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