わかりあえない時代の「対話力」入門−−第１００回【対話の現場】−−「正しく怖がる」ことを対話的に考察する
週刊東洋経済　第6327号　2011.5.28

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6327号（2011.5.28）
ページ数	2ページ　（全2827字）
形式	PDFファイル形式　（228kb）
雑誌掲載位置	102〜103頁目

わかりあえない時代の「対話力」入門第１００回【対話の現場】「正しく怖がる」ことを対話的に考察する　日本教育大学院大学客員教授　北川達夫　正しく知って、正しく怖がる−−最近、この言葉をよく目にする。今般の原発事故に関連して、用いられる言葉である。　無知なまま無用に怖がると、風評被害や被災者に対する差別など、無用な問題を引き起こしかねない。だから、正しい知識を得ることにより、本当に怖がるべきことを正し…