わかりあえない時代の「対話力」入門−−第９５回【対話の手法】−−非常時の大きな共同体　その美しさと危うさ
週刊東洋経済　第6320号　2011.4.16

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6320号（2011.4.16）
ページ数	2ページ　（全2844字）
形式	PDFファイル形式　（227kb）
雑誌掲載位置	90〜91頁目

わかりあえない時代の「対話力」入門第９５回【対話の手法】非常時の大きな共同体　その美しさと危うさ　日本教育大学院大学客員教授　北川達夫　社会が大問題に直面したとき、突如として「わかりあえる世界」が現出することがある。　危機を目前にすれば、個々の違いにこだわってはいられない。問題解決という共通目標を軸に、基本的な価値観の共有を前提とする、「大きな共同体」が生まれるのだ。　大きな目的を果たすために、小…