ＣＯＬＵＭＮ−−ミスターＷＨＯの少数異見−−広がる「世代間格差」が、実は若者こそ大問題
週刊東洋経済　第6301号　2010.12.25

ＣＯＬＵＭＮミスターＷＨＯの少数異見広がる「世代間格差」が、実は若者こそ大問題　早いもので、もう年の暮れ。２０１１年はどんな年になるのだろう。私は、１１年のキーワードは「世代間格差の解消」だと思う。　消費性向の低い高齢者層から高い若年層へ所得・金融資産が移らなければ、内需振興もないし、何より社会の活性化が遅れるからである。　現代日本に厳然として存在する世代間格差。その実態を見てみよう。最初は年金だ…