経済を見る眼−−郵政をめぐるフラダンス
週刊東洋経済　第6256号　2010.4.17

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6256号（2010.4.17）
ページ数	1ページ　（全1447字）
形式	PDFファイル形式　（185kb）
雑誌掲載位置	9頁目

経済を見る眼郵政をめぐるフラダンス　東京大学大学院教授　伊藤隆敏　一瞬耳を疑った。郵便貯金の預入限度額を１０００万円から２０００万円に引き上げ、簡易保険の加入限度額を２５００万円に引き上げる。郵政５社体制が３社となり、グループ間取引にかかる消費税は免除する。３月２４日の亀井静香郵政・金融担当相と原口一博総務相の共同記者会見の骨子である。閣内から異論が相次いだものの、３０日の閣僚懇談会で議論のあと、…