変貌とげた世界経済 変われなかったニッポン−−第16回−−イギリスの凋落と西ドイツ、日本の躍進
週刊東洋経済 第6186号 2009.2.7
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6186号(2009.2.7) |
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ページ数 | 2ページ (全2975字) |
形式 | PDFファイル形式 (339kb) |
雑誌掲載位置 | 98〜99頁目 |
変貌とげた世界経済 変われなかったニッポン第16回イギリスの凋落と西ドイツ、日本の躍進 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 野口悠紀雄 前回述べたように、石油ショックの背後にあった基本的な要因は、世界経済の構造変化である。特にイギリスの凋落と西ドイツと日本の躍進だ。 第2次大戦後もしばらくの間、イギリスはヨーロッパの主要工業国だった。1950年におけるイギリスの工業生産物輸出は、世界の25%を…
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