経済を見る眼−−原油・食料の高騰と経済対策
週刊東洋経済 第6160号 2008.8.30
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6160号(2008.8.30) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1453字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (177kb) |
| 雑誌掲載位置 | 9頁目 |
経済を見る眼原油・食料の高騰と経済対策 東京大学大学院教授 伊藤隆敏 日本経済の景気後退が明らかになってきた。その原因としていくつかあるが、特にエネルギー関連、食料品の価格高騰による生産コスト上昇、消費減退が大きい。 原油、食料価格の高騰は日本経済に対して二つの重要な意味を持っている。第一に資源価格が他の財・サービスの価格に対して上昇する、という世界的相対価格の変化である。第二に日本のような資源の…
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