寄稿論文　過度な市場統制に異議あり−−割賦販売法改正で大幅な信用収縮も
週刊東洋経済　第6147号　2008.6.7

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6147号（2008.6.7）
ページ数	3ページ　（全4082字）
形式	PDFファイル形式　（845kb）
雑誌掲載位置	92〜94頁目

寄稿論文　過度な市場統制に異議あり割賦販売法改正で大幅な信用収縮も　東京財団研究員　石川和男消費者を悪質商法から守ることを目的に、割賦販売法改正法案が国会に上程された。だが、与信額の総量規制導入を通じた貸金業法との相互作用で、過度の利用制限と信用収縮を招くおそれがある。　日本は世界でも有数のクレジット大国だ。わが国におけるクレジットカードの発行枚数は２億９０００万枚を上回る（２００６年末）。赤ちゃ…