開発途上国の明日 6−−中国河南省・開封市郊外−−3500年の歴史で失った中原の“風景”
週刊東洋経済 第6126号 2008.2.9
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6126号(2008.2.9) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全584字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (572kb) |
| 雑誌掲載位置 | 124頁目 |
開発途上国の明日 6中国河南省・開封市郊外3500年の歴史で失った中原の“風景” 世界銀行タスク・チーム・リーダー 鎌田卓也 これは中国河南省の古都、開封市郊外の冬の景色である。どんよりとした曇り空を背景に、褐色の畑地が地平線まで限りなく広がっている。同省南端の信陽市、また西の洛陽市あたりまで、この景色は車で数百キロメートル走っても変わらない。 この風景はどこか人工的に見える。しばらく車窓に目を走…
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