市場観測−−米ドル資産離れは合理的なリスク調整で不信認ではない
週刊東洋経済　第6114号　2007.12.1

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6114号（2007.12.1）
ページ数	2ページ　（全3329字）
形式	PDFファイル形式　（336kb）
雑誌掲載位置	24〜25頁目

市場観測米ドル資産離れは合理的なリスク調整で不信認ではない　ハーバード大学大学院経営研究科教授　ケネス・フルートサブプライム問題を通じて米国経済を取り巻く環境に変調が見られる。住宅下落に伴う消費の減退、ドル資産離れの加速と長期金利の上昇などだ。いま見えてきた米国問題を、国際金融の専門家に聞いた−−。　住宅市場はかなり危うい状況に陥る。サブプライムローン（信用力の低い個人向け住宅融資）の延滞率が上が…