［ブックレビュー］『脱格差社会と雇用法制』『産業再生機構　事業再生の実践　全３巻』『アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか』
週刊東洋経済　第6068号　2007.3.3

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6068号（2007.3.3）
ページ数	4ページ　（全6420字）
形式	PDFファイル形式　（728kb）
雑誌掲載位置	102〜105頁目

［ブックレビュー］『脱格差社会と雇用法制』『産業再生機構　事業再生の実践　全３巻』『アメリカはなぜイスラエルを偏愛するのか』注目の１冊脱格差社会と雇用法制福井秀夫、大竹文雄　編著政策的主張は強いが実証的根拠が弱い評者　江口匡太　筑波大学助教授　本書の主張は、雇用に関する規制を撤廃し、労使間の自発的な契約や交渉を尊重すべきだという点に集約される。しかし、法と経済学の目的の一つは、市場取引や自発的な当…