経済を見る目−−金利規制には経済学上の根拠がある
週刊東洋経済 第6030号 2006.7.8
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6030号(2006.7.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1449字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (170kb) |
| 雑誌掲載位置 | 9頁目 |
経済を見る目金利規制には経済学上の根拠がある 慶應義塾大学経済学部教授 池尾和人 多重債務者問題の深刻化に伴い、消費者金融市場の健全化のための規制体系の見直しが喫緊の課題となっている。その関連で、規制上許容される金利上限の引き下げが検討されているのに対して、「上限金利規制は市場原理の作用を歪める」といった批判が聞かれる。 経済学者は「自由な市場機構にゆだねるのが最もよい」といつも言っているから、こ…
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