[経済を見る眼]広井良典
週刊東洋経済 第6000号 2006.1.28
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6000号(2006.1.28) |
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ページ数 | 1ページ (全1523字) |
形式 | PDFファイル形式 (179kb) |
雑誌掲載位置 | 9頁目 |
[経済を見る眼]広井良典 千葉大学法経学部教授 広井良典 表題を見て、引っくり返ってしまう人がいるかもしれない。「若者年金」とは、その名のとおり若者を対象とする年金制度だ。筆者が具体的なイメージとして考えているのは、たとえば「20〜30歳のすべての個人に月額4万円程度を『若者年金』として支給する」という政策案である。 まず、大前提の認識として、日本の社会保障給付は、先進諸国の中で際立って“高齢者に…
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