［経済を見る眼］中国高成長“終焉”のおそれ
週刊東洋経済　第5972号　2005.8.6

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掲載誌	週刊東洋経済　第5972号（2005.8.6）
ページ数	1ページ　（全1583字）
形式	PDFファイル形式　（171kb）
雑誌掲載位置	9頁目

［経済を見る眼］中国高成長“終焉”のおそれ　京都大学大学院教授　橘木俊詔　中国経済の躍進が著しい。現在の経済成長率は１０％に近い高さで、まさに日本が高度成長の時期に経験したような繁栄である。それに対し、日米をはじめとする先進国は中国に脅威を感じている。先進国はさまざまな要求を中国に突き付け、小幅ながら元の切り上げに成功した。　この現状を見るにつけ、２０、３０年前の日本経済が米国に輸出攻勢をかけて、…