［経済を見る眼］「国債栄えて万骨枯る」か
週刊東洋経済 第5814号 2003.3.29
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第5814号（2003.3.29） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1391字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （139kb） |
| 雑誌掲載位置 | 9頁目 |
［経済を見る眼］「国債栄えて万骨枯る」か 慶應義塾大学教授 池尾和人 最近、「国債バブル」という表現がしばしば使われるようになっている。国債のような満期のある資産に関して合理的バブルは生じえないというのは確立された命題だから、この国債バブルという表現を嫌う経済学者も少なくはない。 もっとも、国債バブルという表現は、一般的には、むしろ合理的でない価格形成が行われているというニュアンスを表すものとして…
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